表現茶会 vol.2

9月23日(水・祝) 表現茶会 vol.2 無事終了しました。 ご報告致します。

表現茶会とは・・・文字どおり、表現を楽しみながらのお茶会。表現をする側も、表現を見る側も、それぞれが楽しみ、お茶を飲みながら交流する場であれば・・・、そんな想いを込めてつけた名前です。

第2回目は、出演者9名、お客様12名、総勢21名の参加となりました。

駅からも遠く、個人宅であるスタジオ・バミであるにもかかわらず、たいへん豪華な出演者と、多彩なお客様に恵まれて、当日を迎えました。

人数や顔ぶれを考えて、前日にキャラメルチップ・クッキーと胡麻のサクサククッキー、当日午前中にシンプルなロールケーキ(2本)を焼きました。

大変なんだけど、ワクワクする、なんと幸せなことか・・・。

全員が入るとかなりキツキツといった感のある,我が家のスタジオ。出演の皆様には2階のリビングに待機していただきました。

少し時間押してのスタート。

1.まずはバミ・ファミリーの朗読&音・・・今回は「ちーちゃんのかげおくり」

これは朗読担当の我が家の小4が、国語の教科書で音読の宿題で以前よく読んでいたもの。

戦争で亡くなった、親子の物語・・・、何回聞いてもなけます。

これに やましんがノイズギター、バミがパーカッションで音をつけました。

(自分の事なので客観的ではないのですが、3人3様で、ちょっと とっ散らかった感じになったように・・・、反省点です。)

2. 石川靖子さん・・・ヴォイス  韮沢明・・・ノイズ  細田茂美・・・ギター

vol.1 からお馴染みのお三方に、トリオとして出ていただきました。

ご近所から来てくださったお客様は、私の隣で石川さんを、「巫女さんだわ~!」と表現していました。 石川さんはいつに無く言葉は発せず、独特な声、うたの世界を繰り広げていました。

韮沢さんの来る途中拾ってきた木の枝などを使って、なんだか嬉しそうな子供のようだった。

対する細田氏はいつも以上に他の二人を見守るような様子、最後に椅子に立っていたパフォーマンス、印象に残っています。

3.奥田睦子さんのショート・パフォーマンス。でも濃い~~!!

「ちえちゃん」と呼びかけた相手は、スタジオにあった折りたたみの丸椅子。

ちえちゃんを相手に喋り、ちえちゃんをオンブして退場されるまで、初めて見た人も既に知っている人も、みんな奥田さんから目が離せなかったと思います。

ここでお茶タイム。2階のリビングでお茶とお菓子をつまみに、談笑していただきました。

そして後半。

4.再び、奥田睦子さんのショート・パフォーマンス。

今度は置いてあったマリンバを弾いているような、弾いているのとは違うような、、、パフォーマンス。

説明するのは難しい。とにかく目が離せない!!

5.徳久ウィリアムさんのヴォイス

これからソロ・アルバムをつくるという 徳久さん。今までとはまた違った角度から、かれのもの凄さを見せてもらったという印象でした。

全部で何曲あったのか、数えていなかったので思い出せないのですが、、、

曲ごとにタイトルがついていて、それがまた妙に可笑しい。

ホーミーとノイズが混ざったような音、歯医者さんのノイズとしか思えない音、ドナルドダックの音(?)、おもいっきりノイジーな音、などなど、それぞれがテーマで曲になっている。

ピアノできちんとチューニングしたり、メガネをかけて楽譜を見たり・・・、一瞬「それって、ホントに必要なの~?」とみんな???

なにより初体験となる、ご近所のお客様や、小さなお子さんに配慮して、その場に合うようにトークしたりするところ、さすがウィリアムさん!!

人間が自分の声だけでどれだけ多彩な音をつくれるか、声音図鑑みたいだったな~。

6. 新生呉羽さんのダンスと私、バミのマリンバ

新生さんから事前にいただいたコメントは、「赤ん坊のように新鮮な気持ちで踊ります。」・・・、なんと素敵なお言葉でしょう!!

実はマリンバでの即興、今回が3回目。しかも音として一人で演奏するのは初めて。

普段即興のライブでは、さすがにマリンバを持って行くのは難しいので、いつもパーカッションでパフォーマンスに慣れています。逆にマリンバはアンサンブルで仕事をしているので、クラシックのモードで弾くのが日常。

今回、新生さんとご一緒するにあたり、しばらく迷っていました。

パーカッションなら、どうやっても対処できる自信がありました。

でもせっかくスタジオにはマリンバがあるのに使わないなんて、もったいない。

マリンバの音を皆さんに聴いて欲しい。

そして、自分がマリンバだけで、どこまで出来るのか試したかった。

そんな訳で今回は、マリンバでの即興にトライしました。

普段はメロディー楽器として扱っているマリンバを、とことん打楽器として扱ったり、マリンバではない別の楽器、たとえば笛だったり弦楽器だったり・・・、のように扱う。

さて、実際には、

新生さんのトレードマークのような踏みしめて歩くような動き、この要素と先日観たアフリカのミュージカル「ウモジャ」が影響したようで、かなり太鼓のようなマリンバだったと思いますが、果たしてお客様はどのように感じられたか??

新生さんとはお互いに違和感無く、シンクロしていたように感じました。

お客様に来てくれた、かわいい女の子(まだ3歳くらいかな?)、私のところからはよく見えなかったのですが、新生さんと共に踊っていたそうです。

一緒に踊りたくなってくれるなんて、嬉しいな~~!

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コメント

  1. 丁寧な感想有難う御座います!
    素敵なイベントでした!

  2. studiobami より:

    こちらこそ、出演有難うございました!!
    ウィリアムさんのパフォーマンス、本当に素晴らしかった~。
    それに、いろいろな意味での可能性(ヴォイスそのもの、パフォーマンスの提示の仕方などなど)を学ばせていただきました。
    (このサイト出来て、初めてのコメントでした、ありがとう!!)

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