奥田睦子ワークショップ＠スタジオ・バミ『つたえたい！講座』「たのしくおもしろくコミュニケーションのワザをみがこう！」
11月２９日（日）大盛況で終了しました。
事前に奥田さんとやり取りしたメールの内容から、
「言葉や顔や身体の表情・表現を、パフォーマンスを通していろ いろ観察～検証、うま～くいくコミュニケーションの取り方をみんなでたのしく実験～ディスカッション～実演、わいわい試 す中で、新しい＆効果的なナイスなコミュニケーションの方法 を発明・発見したいです！ by 奥田睦子」
というワークへの意気込みを感じる言葉どおりの展開となりました。
奥田さんは昼過ぎにバミスタ到着後、必死にシュークリームを作り続けるバミ（私）を前に、ワークの心の準備をされているようでした。
しかし開場時間14時から続々と到着した子供達の喧騒はかなり凄くて、開始15分前には「一体どうなってしまうんだ～～～？？」という表情で、お互いに見つめあってしまいました。
参加者は当日直前にどっと増えて、予定していなかった事態に！！最高10人と考えていたのですが、途中奥田さんに相談しながら増え続け、小学生１０名・大人７名・幼児2名、総勢19名と大盛況でした。
前半、実は私はおやつの用意が間に合わず参加できなかったのですが、奥田さんが会場のスタジオに行った途端喧騒が消えました。
後で奥田さんから聞いた話によれば、子供達は始まる前にあれほど騒いでいたのに、始まったらちゃんと話を聞いて、納得してうなずいたり、面白い時には大笑いしたり、本当によ～く理解してくれたそうです。
我が家の娘もその晩布団の中で、奥田さんから聞いたおはなしを語ってくれました。
奥田さん得意の顔芸、表情をつけながら表情とは裏腹なことを言うと、どんな感じ？
怖い顔で「おかしい～」とか、笑いながら「悲しい～」とか。
どれから、ムツゴロウさんと狼のはなし、、、
娘は動物が大好きなので、とても印象に残ったと言っていました。
私が遅ればせで参加したときは丁度3人で組んで体験する時間だったようで、それぞれのグループが発表しました。
小学1年生男子3人組。3人とも全く違うキャラであり、大の仲良し。
1人がジェスチャーで表すことを、もう一人がかわりに喋る声優さんのようなことをし、もう一人はその相手役として会話する・・・、となかなか難しい課題だった様でした。
なかなか課題どおりにはいかないものの、ひたすらジェスチャーしまくるヒョウキンくんを残りの二人は凝視したまま何とかしようとするものの、手も足も出ない、その様子がまた可笑しくて観客は抱腹絶倒でした。
「何言いたいかわかんないよ～～」と言いながら、かなり長いこと3人で観客を前に不思議なパフォーマンスを繰り広げていました。
やりたい気持ちは凄く膨らんでいるのに、思うようにいかなくて何回も作戦練って、4回くらいやり直したYくんは、前回の奥田さんの公演ですっかり奥田ファンになった5年生。
Yくんの2年生の弟Nくんや年長さんのHくんは、なかなかお兄ちゃんたちのようにすいすいとはできなかったけれど、なんとなくマイペースに自分の中で表現していたみたい。
周りをくるくるしながら、ず～っとみんなのことを見ては研究していました。
最後に奥田さん自作のカードを引いて、書かれている言葉を言いながら表現。
これがまたバカ受け！！
ここで突然Nくんは何かに目覚めたようで、俄然やる気満々になり、自分の番が回ってくるのが待ちきれなくて、輪の反対側に回って、「また、やっていい？」
これには笑いました。
結局予定どおり、しっかり2時間のワークを終えて、おやつタイム。
低学年の子供達はさすがに集中疲れか、おやつへの群がり方がもの凄くて、用意したサツマイモのクッキーとメレンゲは殆んど大人の口には入らなかった模様。
写真も撮れずに終わりました。
手応えがっしり感じられたワークショップ。
終了後も奥田さんと大人の参加者や、後でみえたお客様との会話が弾み、あっという間に夜になってしまいました。
これはまだまだできる事が沢山ありそう！！
次回がまた楽しみになってきました。
