自分が非常に(言葉どおり尋常ではなくっていうことです)”力む”性質だとわかったのは、実はこの5~6年だ。
力んで生きるのが普通の感覚だから、これが当たり前で「ヘン」だと思わなかった。
小学生の時から肩が凝ってばかりいて、学校から帰ると同居してたおばあちゃんに肩を揉んでもらったっけ。
今考えれば、ずいぶんと生き辛い性質だと思うけど、それが当たり前だったから「なんで自分はダメなんだろう?なんですぐ疲れちゃうんだろう?」と、よく悩んでいた。
まあ若さで何とか修復できていたんだろうけれど、9年前に両親が続けて亡くなった後は修復出来なくなって、どうしても”あたま”と”からだ”が分離してるみたいな、非常にシンドイ状況に陥った。
整体やらマッサージもその瞬間は良くなるが、すぐ元に戻ってしまう。
これは元から断たなきゃダメだ(昔あったトイレ洗剤CMのキャッチコピーみたい)、と始めたのがヨガ。
行ってすぐに先生に性格を見抜かれてしまった。身体から読み取れるそうだ。
なかなか論理的で厳しいアイアンガー・ヨガ。当然覚えたポーズを自宅でもやれるようにというのが前提にある。
しかし、私という人間は”誰かのため”なら時間を作るのに、”自分のため”はいつも後回しにしてしまう。
とにかく身体第一、「自分の為にヨガをやったりゆっくりする時間を作ろう!!」と決心するのに、実行できないまま現在に至る。
「あ~~、なんてバカなんだろう」と本気で落ち込むのに変わらない。
相方には呆れられている。
「あんたの辞書には、”ゆるめる”って言葉がないんだよな」
ヨガで”緩めながら伸ばす”はずが、私は”力んで伸ばす”だから、余計疲れたり筋肉痛になったり…。
こんなに効果を感じられないのに6年近く続けてきたのは、単にしつこい性格だから。
しかし、しかし、最近になって少し”緩める”の感じが、ホントに砂粒くらいだけどわかってきた。
そうしたら、マリンバを弾く時の感覚も変わってきた。
アタマとカラダ、ココロ、分離していた私の要素が一つになりたがっている。
そのカギは、「力まない」ことみたい。
そして数日後に、私がマリンバを最初に教えてくださった先生の教室の発表会があって、久々に曲を弾かせていただくことにした。
力む私は人前で余計に力むので、けっこう固まりやすく、今から緊張している。
即興ではずいぶんと緩めていられるようになったのだが、”楽譜がある曲”に向かった途端にナーバスになる。
うわ~~、またなったらヤダな~~~。
でも、この一線を越えないといけないのだ!!決めたのだ!!
キーワードは「力まない」で、頑張ります。
そうそう、ただいま相方の やましん が「スタジオ・バミ」のサイトを引っ越す準備をしています。
発表会のご報告は、新しいサイトでお伝えしますね~~~!!!