昨晩はキュノポリスのライブでした。
共演者の韮沢さんは、いつも私と離れた立ち位置で背中しか見えなかったのですが、昨日は位置を変えて目の前に。
するとなんということでしょう!!
ぜ~~んぜん違うの。
聴こえる音も、感じる波動も!!!
面白すぎて、時間を忘れそうになりました。
グッドマンはとても狭いライブハウスで、そんなに立ち位置は影響しないと思い込んでいましたが、大いなる間違いでした。
鎌田さんとアキラメさんと私の3人が、本当の意味で面白い絡みが出来た瞬間がありました。
あまりにも今までと違うので、戸惑ったくらい。
対バンのギターの冨田秀康さんとダンスの椎名利恵子さんご夫妻のパフォーマンスも、ものすご~く興味深く楽しませていただきました。
お二人の関係に着目しちゃいました。
(ご夫婦ってことではなく、音とダンスの関係だよ!)
私が慣れ親しんだクラシックバレエとかモダンバレエとか、どれも音楽が踊りを引き立てる役割だった。
クラシックなんて、ダンサーがとてつもなく高くジャンプしたら音楽はそのまま着地するまで延ばしたり、しれぞれのダンサーの踊れるテンポにあわせて速くなったりおそくなったりして、とにかく踊り至上主義だった。別に恨みは無いけど・・・(笑)
フラメンコは踊り手と音楽の密接な掛け合いで、特に歌い手はダンサーを煽りまくって、しまいにゃダンサーは神憑り状態になったりするし、バロックダンスは音楽にダンスがしっかりとあわせている、音楽主体のイメージだった。
即興演奏をやるようになって、最近即興のダンスの方々とも共演するようになり、「私が知っていた音とダンスの関係と、何かが違うな~~」、とずっと考えてきた。
その答えを、昨日教えてもらったような気がしました。
合わせようとする共通の何かを設定するわけでもなく、もの凄くお互いに自分自身でありながら、同じ場所で同時に存在するがためにその瞬間に起きてしまう融合…、そんなイメージです。
うまく言葉に出来ませんが・・・。
そう考えると、自分が即興演奏をしているときの感覚と同じような気がしました。
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さて、そして、マイミクのさかたさんより、表現茶会vol.6の動画が追加されました!!
(撮影:坂田洋一)