今、時間がストップしてる。
一年の半分があっという間に過ぎたと思っていたら、もう8月になってしまった。
毎年8月のお盆前は、独身に戻る。
・・・というか、相方のやましんとオチビサマは恒例の海のボランティアに出かけて、いないのだ。
私も参加したいのだが、アトピー持ちの私にとって、海はやはりきついので、ずっと留守番の年が続いている。
大抵、行きか帰りは車で送り迎えしていたのだが、今年は直前に大仕事があったので、お休みさせてもらった。
今年も8月6日から出かけたので、独身を満喫しようと思っていたのに、疲れがどっと出て、なんだか動けない。
この独身の時間に、毎年必ず何かが起きる。
大きなことではなくて、私の心の中に変化がおきる。
6日におきる確率が高い。
でも今年は、6日は何も起こらなかった。
そして、昨日8日に何かがカチッとスイッチが入ったように思う。
この夏の大きな出来事というと、7月31日から8月4日まで、師匠であるマリンバの安倍圭子先生のお手伝いで、「第5回安倍圭子国際マリンバアカデミー」のスタッフという、いつもの私とは違う仕事をしてきた。
安倍先生と海外からの2名の講師による公開レッスン、オーディションに受かった受講者のソロと講師の先生方によるコンサート、など盛りだくさん。
久しぶりに、日本のクラシックの学びの場に顔を出した感じ。
私もここにいたんだな~~。
裏方仕事が殆んどだったので、レッスンの聴講はわずかだったが、離れていた割には忘れることも無く、逆にぐるっと回って近づいた感じがした。
先生方のレッスンはさすがに、内容が濃い。パフォーマンスも曲有り、即興有り、半端じゃない。
やっぱり、凄いな~、と思う。
書かれた作品だろうと、即興だろうと、関係無い。それぞれが面白くて、独立していて、上も下も無い。
裏方をやっているのが辛いくらい、自分も何かやりたくなる、突き動かされるものがあった。
今まで、遠回りしたり、挫折したりしたような気がしてたけど、どれも無駄じゃなかったみたい。
自分に出来ることをやればいいんだ、って実感。
一生懸命やっていて損したように思うことがあるけれど、決して損はしてないんだね。
黙っていても、わかる人は気付いてくれるし、何かが誰かに届くみたい。
そんなことに気がついた、今日この頃。
さあ、8月が過ぎると年末までなんだか早いんだ、いつも・・・。
今年はこれからどうなっていくんだろう?
ワクワクする気持ちと、なんだか哀しい感じが、いつも同居している。