8/29 寺小屋第3弾!! 家主本人が語る「発達障害」

これ、かなりセンセーショナルです、私にとって・・・。

相方である”やましん”こと山崎慎一郎氏とは、結婚して13年になる。

知り合ったのは二十歳のころだから、かなり昔(汗)

でも知り合いだった期間が長かったし、当時は殆んどよくわからなかった。

ただ、とっても変わった人で、今まで出会ったことが無いような不思議なイメージだった。

彼の古い友人達に聞くと、以前はもっと硬くて妙にクソ真面目だったらしい。

今考えると、すごく生真面目に(そう見えないかもしれないけど)自分を律していないと、一般社会の中には生息できないからだとわかる。

結婚した時は本人も「発達障害」なんて言葉も知らなかったし、生き辛い理由が「障害」なる物を抱えているせいだなんて考えたことも無かったそうだ。

私も一緒に生活するまでは、ただ「変わってるな~」、と思うくらいで大して気にもしていなかった。

でも暮らし始めると、なんだか訳のわからない事で喧嘩になることが異常に多くて、確かに私も怒りっぽいけど「なんでこんなことで喧嘩しなくちゃいけないんだろう?」と悩むことが、しばしば起こった。

思いがけず子供を授かり育てていくうちに、彼の気付きが始まったように思う。

娘が3,4歳になって言葉が通じるようになった頃から、「自分は、親(特に母親)にこんなふうに言われたことが無い」とか「教えてもらわなかった」とか、やましんは子供時代のことを思い返すようになる。

初めのころは私と やましん の育った環境が違うことが原因だと、お互いに思い込んでいた。

ある時子育てで迷って、子供の発達障害に関する本を私が買って やましん に見せたら、「これもこれも・・・、殆んど全部自分の子供のころに当てはまる!!」と言ったのを覚えている。

この時から やましん は自分でいろいろ障害について研究を始めた。

本をいろいろ読んでみたり、友人の精神科医T先生と話したり。

最近は大人の発達障害に関する本も出てきて、私もかなり参考になった。

でも、見渡してみれば「発達障害」に近い何かって、誰しも持っている。

ただ、その度合いが大きいか小さいか。

でもその違いで、その人の人生はきっと、まるっきり違ってしまうのだろう。

「障害」って、実は他人事ではなくて、何時だって誰だって、抱える可能性の方が高い。

身近な仲間や子供たちが抱える「障害」、お互いに理解し合い支えあっていけたらいいと思う。

実際に理解しがたいこともたくさんあるから難しいけれど・・・。

やましん が、自分を苦しめてきた思い出したくない様々なことの要因だったと思われる「発達障害」について自ら語るということは、もの凄く勇気と客観性が要ることだと思う。

相方として、今回の寺小屋でお話しする彼に、拍手を送りたい。

なるべく多くの皆さんに、お話を聞いていただければと、心から願っています。

vol.3 8/29 ◆発達障害とともに生きる やましんさんを迎えて
open 13:oo/start 13:30/end 14:30  終了後ティータイム

会費:¥500(茶菓子付き)

http://studio-bami.com/about-studio-bami/%e5%af%ba%e5%ad%90%e5%b1%8b/

お問い合わせ・予約
shinzaki06@gmail.com

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