1月16日のことだ。住処からすぐ近くであるところのJR蕨駅そばのタタミ・スタジオに出掛けた。
「クラヤミノtones BASIC(仮)@タタミスタジオ」というワークショップだ。
近いこともあって、このスタジオは以前から注目していた。
http://www.bfrec.com/tones.html
タタミスタジオの写真をサイトで見て驚いた。
http://www.bfrec.com/tatamistudio.html
柱を全く使わない木造建築であるエアロハウスではないか!
http://www.aerohouse.net/
http://www.mitsubai.com/tokyo/detail/tk008203.html
スタジオの中に入ると木の匂いがすっと入ってくる。圧迫感のない空間に圧倒される。
ここで暮らしたい!という気持ちで頭の中が一杯だ。気もそぞろな状態になる。集中力を欠いた状態でもあるので、後のことを考えるとけっこう拙い状態でもあるのでした。
話はまた脱線してしまった。。。。
ワークショップのことを書く。
スタジオの入口でアシスタントの人から暗闇での過し方というか諸々の注意点が丁寧にレクチャーされる。目を瞑って階段を登ったりスタジオの中を歩いたりして暗闇の中で移動する練習をする。すごく丁寧な指導で感動する。
そうこうするうちに始まると、この空間が鼻をつままれても分らないというか、
完全な真っ暗闇になる。
この真暗闇の中でとにかく声を出す。今回は移動は無しだけれど動き回ることもあるらしい。
頑張って声を出したんだけれど、すごく疲れたことに30分ぐらい経ってから気が付いた。
視覚を失ったぼくは全身がセンサーと化して神経が参ってしまったようだ。
暗闇は手強い。
横になったり座ったり声を出したりという散漫なことしか後半は出来なかった。
心が完全に折れてしまった。
知り合いが何人か参加していたのを後で知り驚いた。
情けないことに全く気が付かなかった。
これはリベンジしかないな。
高橋由房blog: たのしい真っ暗闇
http://htn.to/g6ExKz
(やましん)