介護をめぐる3つの柱

■3/13 寺子屋vol.6
『介護をめぐる3つの柱』松本方哉さんを迎えて

◆3月13日(日)
open 13:00 /start 13:30 /end 14:30
終了後ティータイム 会費:¥500(茶菓子付き) 要予約 

お問い合わせ・予約  shinzaki06@gmail.com

私の妻が「くも膜下出血」で倒れてから、2度目の大病を経て、
今日まで、私と息子は介護と向き合って来ました。
24時間、妻を見守るという「介護」の輪を二人で必死に廻しながら、
なんとかこんにちを迎えています。
その中で、日々、いろいろな問題に出あい、
「医療」や「介護」をめぐるさまざまな状況を見、
「介護」への思いを深めて来ました。
ひと口に「介護」といいますが、
いま、介護をされる人々を支える柱は3つあります。
まずは、家族や親類縁者の手。
2つ目が介護保険制度で派遣される医師や看護師、
ヘルパーさんや療法士さんの手などです。
そして3つ目が、
ボランティアや町内会などを含む地域の人々の手となります。
この3つの柱は本来はトライアッドとして、
介護される人々の周りにがっちりと組まれていなければ、
介護される人を支えることはできません。
しかし、いま、このトライアッドのそれぞれがきちんとしていないために、
「介護」をめぐる環境は悪化しているとそう思っています。
おりしも、来年は医療と介護の福祉の
「両輪」となる両制度が見直しをされる大きな変化の年となっています。
いま、「介護」とはなんなのか、どうあるべきなのか、
この3年強「介護」と取り組んでいるわが家の例もお話ししながら、
介護について、いったん「白紙」の場に立ち返って、
皆さんと一緒に考える時間を持てればと思っております。
「介護をめぐる3つの柱」をテーマにじっくりお話ししたいと思います。

松本方哉

松本方哉(まつもと・まさや)
1956年生まれ、東京都出身。
1980年にフジテレビ入社。報道局記者として官邸や防衛
庁担当、ワシントン特派員などを経る。湾岸戦争、同時
多発テロ、アフガン戦争、イラク戦争などで情報デスク
を務める。2003年より「ニュースJAPAN」編集長を務め、
同年秋にアンカーに・専門は日米関係、米国政治と米国
外交、国際安全保障。

松本さんは「突然、妻が倒れたら」(新潮社)の著者です。
http://amzn.to/foJlxQ

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