11月20日前後はなんだか、いろいろあります。
・・・とここまで書いて、内容は音楽という共通項で繋がっているのに、余りにも違う要素があり過ぎて混乱、まとめられない気がしてきました。でも、そのごった煮のような内容こそが、私の中にある音楽なのだとも実感。
18日はマリンバの師であり、世界的マリンバ奏者である、安倍圭子先生のレクチャーコンサートに行ってきました。
今年で開館50年となった東京文化会館の主宰によるもの。
「日本発信の輝かしきマリンバ音楽の歴史」~安倍圭子が築き上げたマリンバ音楽の歴史。安倍のたゆまぬ開拓と発展の軌跡と、音楽文化の発信拠点で在り続けた東京文化会館、それぞれの「半世紀」に思いを馳せる一夜。(東京文化会館HPより)
安倍先生は、飛び跳ねながら、言葉を呟きながら演奏され、70歳を超えていることを全く感じさせないパフォーマンスに改めて衝撃を受けました。そし て、私はずいぶん先生とは違う方向に進んだようでいて、先生から学んだことがそれはそれは沢山あって、今の私の大事な要素になっていると再確認しました。 パフォーマンスとは何なのか、マリンバにおける即興的要素、マリンバの可能性、現代曲の捉え方・・・、限が無いですね。
先月亡くなられた、打楽器の師である小林美隆先生からも、音について、特にそれぞれの楽器の響きを引き出すこと、人間性云々なんか飛び越えてしまった、宇宙感覚の自然の摂理の音楽・・・のような感覚。説明するのは難しいですね。
考えてみると、それはそれは沢山の人々から学ばせていただいたのだな~、と本当に今、気がつきました。
さて、11月20日について、話を戻します。
9月に武蔵野美術大学の美術ホールで行われたコンサートのライヴ・アルバムが発売されます。
桐朋で安倍先生の下で一緒に学んだ先輩、北澤恵美子さんと村松友里愛さんと組むマリンバ・トリオの「ガジュマル・アンサンブル」が、親指ピアニストのサカキマンゴーさんと昨年に引き続き実現したコラボレイション・コンサートです。
http://www.sambinha.com/item/sakaki.html
また19日に、このCDについてのインタビュー記事が載っている、「ミュージックマガジン」12月号が発売されます。
昨日一足先に読ませていただいて、ライターの真保みゆきさんが引き出してくださった内容が「ここを知ってもらいたいな~」、というツボにハマっていて嬉しくなっちゃいました。
http://musicmagazine.jp/mm/
そして20日25日は即興系のライブがあります。
大久保水族館 http://naks.biz/suizokukan/
「音楽サロン破壊と創造 vol.1」
開場:13:00 開演:13:30
料金:1500円(ワンドリンクつき)
本番
13:30~14:05多摩川大家(はたはたプロジェクト)
14:05~14:50あるひ率
14:50~15:35 盆猫一座
15:35~16:50 フリータイム(カフェタイム)
あるひ率は「即興風に聴こえる歌ものバンド」なんですが、今回は即興がテーマの企画という事で、即興に挑戦してみようと思います。今回はトリオ編成でやります。(月本氏より)
◆11月25(金) 19時開場 20時開演 @高円寺グッドマン
キュノポリスは私が即興を最初に始めたグループで、私が入ってからすでに13年以上続いています。グループそのものは25年近く続いているそうで、グッドマンのマスターである鎌田さんのグループです。クラシック畑の私を、ここまで育ててくれたました。
tel/090-9395-3576 ¥2200(400円以下のドリンク付)
・犬狼都市(キュノポリス)
(鎌田雄一ss 方波見智子perc 韮沢明 カオスパッド、etc)
・山下政一g 衣山悦子tb
〒167-0003 東京都杉並区高円寺南 3-58-17 プラザUSA 201
http://koenjigoodman.web.fc2.com/
◆12月13日(火) アンサンブル・マレット デュオで毎年恒例の白十字@国立で演奏します。今回はブラジルの音楽にも挑戦です。詳細、後でアップします。これまた14年近く参加しているマリンバのグループです。先のガジュマルアンサンブルとはまた違うサウンドです。
年末に向けて、私をつくり上げている沢山の要素が、出番を迎えているような気がします。