自分にかえる~「サカキマンゴー&駒澤れお&ガジュマル・アンサンブル with CAY」を終えて

昨晩11月8日、「サカキマンゴー&駒澤れお&ガジュマル・アンサンブル with CAY」終了しました。同時に会場にて、CD 「リンバ・マリンバ・ライヴ・アット・ムサビ」 が先行販売されました。

そしてたった今、昨日届いたCDについている初回限定のDVDを観終わったところです。

昨年の6月に演奏したネマムササと比べると、昨日のネマムササはずいぶん進化したな~、と実感。

この約一年半で、学んだことが沢山ありました。

今回はマリンバもマイクで音を拾うという、新たな試みでした。生音のときよりも、親指ピアノとのバランスはとりやすくなったと思います。でもなるべく生のマリンバの音を活かしたいマリンバ弾きのこだわりとの葛藤もあり、これからのガジュマルの課題にもなりました。

私は前回のムサビから、リズムのとり方やベース(マリンバの)を弾く時の弾き方を変えて、少しは進化できたかな~?、とちょっと嬉しい。

日ごろクラシック系の音楽をやっていると、マイクを使ったりスピーカーを使うということがいまひとつわからない。

即興の現場では、共演者もいろいろで、逆に生音ではないことのほうが多いかもしれない。即興のヴォイスでも私は生で、時々マイクを使ったら可能性は増えるな~、と思いながらまだ手付かずです。

基本的に、私は生音が好きなんだと思います。

音楽の分野も違えば、形態も違う、サカキマンゴーさんの親指ピアノと、ガジュマル・アンサンブルのマリンバ。そして今回ご一緒した駒澤れおさんのパーカッション。リハーサルも直前だったけれど、よくここまで来たな~、と思います。

会場のCAYはとてもステキなスペースでした。食事も美味しくって、ライブ前ではなかったらもっと食べたかったな~。

これまで完全即興のライブは10年以上続けてきたけれど、曲の中で即興するというのは、新たな試みでもありました。

とても良い経験が出来たと思います。

また音楽以外にも、学ぶことが沢山有りました。

そして今・・・。

思い返せば今年は震災から、いろいろなことがいつもと違った気がします。

自分の中にあったいくつかの扉が開いたように感じた9月のライブ以来、音楽以外にも心の中の扉がいくつか開いたように思います。思いっきり風通し良くなったけど、そろそろ落ち着いて今までと今の融合する時間が必要になってきました。

今一度、自分にかえりなさいという声が心の中で聞こえています。

さて、外に向けていたアンテナを内側に伸ばしてみます。

どうなるのか、自分でもまだわからないけれど、焦らずにいきたいと思います。

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