12/18(第1回) 小西徹郎さんによるワークショップ~伝え合う喜び 「自分を楽しく表現してみよう! 」

昨晩、毎年恒例のアンサンブル・マレットコンサート@白十字国立南口店が終わりました。

いつもこの季節国立の駅前通りは、素晴らしい電飾で夜になると本当に綺麗です。

今年はいろいろ、私だけでなく日本が、世界が、激動の年だったように思います。

先日2005年から使っていたメモ代わりのノートが、とうとう使い終わりました。

2005年はまだまだ私たち家族にとって、辛い7年間の途中でした。

今年初めの部分を読み直すと、「今年こそ本当の意味で在るがままの自分になりたい」と書いていました。

3月の大震災で、多くの命が犠牲になり、原発による影響はおそらくこれから明るみになっていくでしょう。

殆んど被害の少ないここ、さいたまに住んでいても、なんだか全てが崩れてしまったように感じた日々でした。

これからの日本、これからの地球、自分がどのように生きていくのかを考えさせられます。

そんな中で、9月に向けてガジュマル・アンサンブルのリハーサルが始まり、ムサビでのコンサートとCD制作の大事な存在だった中村とうよう氏が亡くなられ、それでもコンサートを無事終え、CD発売され多くのことを学ばせていただきました。

嬉しいことも沢山あって、でも同じくらい辛いことも沢山あって、ここしばらく低迷していましたが、昨日のアンサンブル・マレットのコンサートを終えて、やはり私は音楽をやっていてよかったな~、と心から思いました。

音楽と共にある時、私はあるがままの自分になっていました。

実は先日、アフリカンダンスのワークショップを初体験してきました。

そして、慣れないながらも踊っている時は音楽と同じように、私はあるがままの自分でした。

音楽や踊りだけはなくいろいろな表現があると思いますが、何か自分が夢中になって集中できることって、そして楽しく気持ちいいことって、人間にとってとても大事なことなんですね。

スタジオ・バミでの催しは11月お休みしてしまいましたが、今月から3回続きます小西徹郎さんのワークショップは、まさにこれ!!~伝え合う喜び 「自分を楽しく表現してみよう! 」

3回全て参加できなくても大丈夫です。

是非ともご参加ください。お子さんもごいっしょにいかがでしょうか?

以下、やましんからのメッセージです。

トランペット奏者・作曲家の小西徹郎さんがバミスタに遊びに来たのは暑い盛りの8月だったと記憶している。方波見さんのマリンバ、小西さんのトランペット、私はギターという珍しい組み合わせのセッションをして楽しい時間を過したのを昨日のことのように思い出す。

当然、バミスタで何かやりましょう!という話になり、しばし考えた小西さんは、ワークショップをやってみたい、と話を切り出した。いろいろ話を展開させるうちに、私達の関心がコミュニケーションであることに行き着く。

パフォーマンス=コミュニケーションといったところか。

そして三回連続のワークショップの企画が出来上がる。旬の音楽家である小西徹郎さんが考える、コミュニケーションに関するワークショップはとても興味深い。
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作曲家・トランペット奏者である小西徹郎さんを講師に迎えて、
コミュニケーション、そしてパフォーンスについて考え実践する三回連続のワークショップです。

12/18(第1回)
音楽家の視点からコミュニケーション、
そしてパフォーマンスについて実践する入門編

1/22(第2回)
言葉を使わず声と表情だけで表現してみよう

2/19(第3回)
コミュニケーション=パフォーマンスという
視点で発表してみよう

人に何かを伝えることはすごく意識的な作業、能動的な行為だと思います。
伝えたい気持ちがなければ伝わらない。人に何かを伝えるためには、言葉だけではなく、目線、身体の動き、手や指先の動きが重要な要素になるのでは。
コミュニケーションを探るということは、身体全体を使って情報をキャッチボールすることではないでしょうか?

言葉なしで何かを伝える行為がダンスや舞踏とも言えるし、ひょっとしたら音楽かもしれません。
コミュニケーションを考えることは、パフォーマンスを考えることとすごく良く似ていると思います。

いま目の前にいる人は何も知らない。
私が伝えたいことは知るよしもありません。

そんなまっさらな人に自分の考えることをしっかり伝えるには相応の表現力が必要だと思います。
伝え、伝え合うこととは何か?をこのワークショップで探ります。

12/18(日)  1/22(日)   2/19(日)
open13:00/start 13:30 end 15:30
スタジオ・バミ(与野本町) 受講料:¥1,000(一回) 予約・問い合わせ:048-831-8095(山崎)
http://studio-bami.com/ email:shinzaki06@gmail.com

小西徹郎
作曲家、即興演奏家(トランペット)
空間演出家 作曲家集団PORT会員。日本音楽舞踊会議(1962年創立)正会員(作曲部会)理事 電子出版部次長。国際アート&デザイン専門学校・ミュージック音響科非常勤講師。
国内と海外にて主に舞踊のための音楽の制作を中心に活動をしながら、スタジオワークや視覚と音の関係の研究も行っている。他にはプロデュースや企 画、 コーディネートも行っている。ここ近年では教育分野においても活動している。音を中心にコミュニケーションのためのワークショップも行っている。日本音楽 舞踊会議発行の月刊「音楽の世界」にて”福島日記”を連載中。
花岡陽子フラメンコ公演”Pasa la vida”~時は過ぎゆく~ 平成22年度文化庁芸術祭参加公演。 KENZOの香水「FLOWER BY KENZO」とフラメンコ舞台とのコラボレーションのコーディネート。文化庁平成23年度時代の文化を創造する新進芸術家育成事業 現代舞踊新進芸術家育成 Project2「時代を創る」 現代舞踊公演 清水フミヒト振付作品「FLOWER」の音楽制作、舞台出演(トランペット)郡山PAFにてWasabi Music Entertainment のスペシャルバンドのメバーとして出演。メンバー:ミッキー吉野(ゴダイゴ)Nathan IngramDennis Bradford 伊達誠&菊池ただし Larry Richards RaymondMacMorrin 小西徹郎。

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