この１５年くらいの間にいろいろなことがありました。
なんとかやってこられたのは、家族がいてくれたことと音楽を続けられたからだと思っています。
一生懸命になり過ぎて、力んでしまうこころと身体で、いつも自由になれなかったクラシック音楽。
自由というのがわからなくて、これまた悩んでばかりいた即興。
そこになかなか時間やエネルギーが自由にならない厳しい時期が重なったら・・・、不思議なことに演奏することがとっても楽しくなりました。
私の中で別々のパーソナリティーのように平行線だったクラシックと即興が、最近一つに重なってきました。
厳しい時期も過ぎ去り、心に余裕も出来てきました。
今までの私だったら「まだちゃんと出来ていないから、人前で演奏出来ない」と思ったはずですが、今は「あるがままの私の音楽を表現したい。たとえ、理想とは程遠くても・・・」
そんな、気軽なライブです。
賛同してくださった共演者の皆さんのお力も借りて、楽しい晩になれば、と願っています。
2012/9/19/WED
バミ祭り～今、2012年クラシックから即興まで
方波見智子が今、出来ること、やりたいことを集めました！！
中川俊郎 作曲「（増幅された……）鉄琴のための音楽」
～1993年のリサイタルで委嘱初演した作品を再演します。
2012年9月19日（水）
前売り：2000円 当日：2500円
門仲天井ホール18：30開場／19：00開演
http://www5f.biglobe.ne.jp/~monten/index.html
営団地下鉄「門前仲町」駅 3番出口から徒歩3分
都営地下鉄大江戸線「門前仲町」駅 6番出口から徒歩1分
〒135-0048 東京都江東区門前仲町1-20-3-8F
tel 03-3641-8275
<出演>
アンサンブル・マレット【マリンバトリオ】
那須律子 小田もゆる
犬狼都市（キュノポリス）【即興グループ】
鎌田雄一(ssax） 韮沢明 (カオスパッド 他) 細田茂美(gt)
香取あさ(pf)【マリンバ＆ピアノ】
木野彩子(dance)
■出演者プロフィール—————-——
方波見 智子
踊りとなりきるのが好きだった。6歳からピアノ、中学で吹奏楽部のパーカッション、14歳からマリンバを始める。桐朋学園女子高等学校音楽科、同大学音楽学部打楽器専攻卒業後、オランダ、ユトレヒト音楽院を経て、スヴェーリンク音楽院卒業、オランダ国家演奏家ディプロマを取得。オランダに滞在中、オーケストラやアンサンブルのエキストラとして活動する。
またバロック音楽、現代音楽、ガムラン現代アンサンブルにも、積極的に参加帰国後オーケストラ中心に活動していたが、出産を機にマリンバアンサンブルや後進の指導を中心に活動。桐朋学園大学打楽器科の講師として一年間代講を行う。
オーケストラの活動をやめる少し前に、誘われて即興を始める。これが現在も続くキュノポリス。始めは借りてきた猫のようだったが、ある時即興が一番自分らしく表現できる音楽だと実感。ヴォイスはヨガの教室でマントラを唱えていて、声を出すことが気持ちがいいことに気付きパフォーマンスに取り入れた。
現在 マリンバアンサンブル・マレットとガジュマル・アンサンブル、即興グループのキュノポリスを中心に活動。音を楽しむ教室「ゆめかな音楽教室」主宰
香取あさ
東京学芸大学芸術課程ピアノ選修卒業同大学院器楽講座修了第八回カワイクラシックオーディションピアノ伴奏部門入賞2000年長岡国際ふゆのたびフェスティバル歌曲マスターコースにてロジャー・ヴィニョールズ氏に歌曲伴奏法を師事、修了コンサート出演ピアノを三村精一、三村則子、椎野伸一の各氏に師事現在横浜高等教育専門学校講師複数の合唱団の伴奏ピアニストを務め主に合唱、声楽を中心に伴奏者として活躍している。
木野彩子
札幌生まれ。大学にて舞踊教育学を専攻。卒業後は牧野京子のもとで学び、ソロを中心に自らの身体と向かい合った作品作りを続けている。”Edge”でYokohama solo duo competition2003横浜市芸術文化振興財団賞を受賞。文化庁在外派遣研修員としてパリで研修、イギリスでのカンパニーダンサー時代を経て、帰国後は学校や公共施設でのワークショップを展開している。
中川俊郎
58’東京生まれ。作曲家・ピアニスト。桐朋学園大学作曲科卒。作曲を三善晃、ピアノを末光勝世、森安耀子の各氏に師事。82’「今日の音楽」１０周年記念国際作曲コンクール第１位。09’サントリー芸術財団主催で、オーケストラ作品による「作曲家の個展2009・中川俊郎」を開催。その成果に対して第28回中島健蔵音楽賞。
小田もゆる
国立音楽大学器楽学科打楽器専攻卒業。岡田知之打楽器合奏団、パーカッションアンサンブル“フォニックス”、竹楽器楽団“竹鼓舌”等に所属し、「題名のない音楽会」、24時間テレビ「愛は地球を救う」、JASRAC”音楽療法講座” 等に出演。オーケストラや吹奏楽の演奏や指導にも携わり、東京成徳大学、白梅学園大学、東京心理音楽療法専門学校にて非常勤講師をつとめる。
那須律子
国立音楽大学器楽科打楽器専攻を卒業、同大学院終了。主催する「アンサンブル・マレット」を中心に、ザ・ブラス、インペリオ・ド・サンバのメンバーとしてまたフリーのパーカッショニストとして、多方面で活躍中。
鎌田雄一
1948年2月14日名古屋生まれ。20才よりサックスを始め25歳で荻窪にグッドマン開店。即興演奏の多いライブハウスとして39年間頑張ってます。今は高円寺。演奏はフリージャズからスタートしローランドカークの曲をやるビッグコンボとかマイルスの全レコード全曲演奏にも挑戦しましたが、同じメンバーの即興ユニットでプレイするのが一番ワクワクします。
細田茂美
ギター始めて40年。フォーク～ブルース～ロック～ジャズを経て、即興に至る。「キュノポリス」初代オリジナルメンバー。ギターの弦に割箸をはさむ奏法を得意とする。(近年ネコ化が進行中）
にらさわあきら
カオスパッドなどを使って演奏する人即興ユニット盆猫一座の座長犬狼都市は面白い
