新しくなって・・・寺小屋第一弾!!

とうとう新しいスタジオ・バミのサイトになりました。

こんなに早く旧サイトが手狭になるとは思いませんでした。

相方のやましんがこの新しいサイトを作ってくれ、感謝。

サイトのリニューアルとともに、バミスタ(スタジオ・バミ)企画も新たに「寺小屋」スタートします。

第一弾はやましんと我が家のオチビサマが毎年参加している海のボランティアで数年前に知り合った、渡井さゆりさんがお話してくださいます。

私は体調のせいで、少ししか参加できていないのですが、このボランティアについて・・・。

我が家は以前にも書きましたが、私の両親が相次いで亡くなってからしばらく滅茶苦茶な状態だった中、オチビサマが5歳になっても未だ一度も海に連れて行ってあげてなかったことに気がつきました。

しかし私もやましんもアウトドアは全く苦手なタイプで、海に行ってもあまり楽しく過ごせないと思い、ふと友人の石井さんご夫妻が毎年夏に参加されている「海のボランティア」にご一緒させていただくことを思いつきました。

千葉の興津にある合宿所のような建物を利用して、両親と一緒に暮らせない施設の3歳から小3までの子供達を招いて、臨海学校のような催しを、ボランティアの手によって行う「おもいつき」という団体です。

大学生や高校生の若い人たちが中心になって、子供達を相手に、海水浴や肝試し、キャンプファイヤーなど、ありとあらゆる楽しいことを3日間を2回行います。

オチビサマも3年生までは施設の子供達に混ざって遊んでもらっていたのですが、昨年の夏からスタッフの一人としてお兄さんお姉さんに混ざって正式に活動しました。

オチビサマがやましんの娘と知って「なんでこの子にはお父さんがいるんだよ!!」と怒ってしまう子もいたし、オチビサマをお姉さんのように慕ってくれる子もいました。

以前は「小さい子はパパやママを取られちゃうから、あんまり好きじゃない。弟も妹も絶対いらない!!」と断言していたオチビサマが、今は「かわいい」と小さい子を相手して上げられるようになったのも、海のボランティアの影響が大きいと思われます。

そんな海で知り合った渡井さゆりさんも、児童養護施設で育った女性です。

過酷な状況の中で生きていく意味を見出すために思索し続けて、2006年に社会的養護の当事者参加推進団体「日向ぼっこ」をスタート、2007年には、18歳になるとひとり立ちしなくてはならない施設にいた子供達大人達が、家族のように集える場所「日向ぼっこサロン」を開設されました。

彼女の活動は、新聞やTVなどでも取り上げられています。

誰だってしあわせな家庭に生まれてきたかったはず。また、幸せな家庭に生まれてきても、思いがけないことで家族を失う事だってある、けっして他人事ではない。

先日家族3人で日向ぼっこサロンにお邪魔して、渡井さんにバミスタの寺小屋企画第一弾の講演をお願いしたところ、快諾していただきました。

たくさんの人々に彼女のお話を聴いていただき、過酷な状況の子供達や辛い子供時代を生き抜いてきた大人達のことを、そして今の日本の状況知っていただけたらいいな、と願っています。

寺小屋は、知らなかったことをお互いに学びあえる場になったら・・・、と思います。

知らないが為に不安や恐怖を煽り、その成れの果てが戦い、戦争にも行き着くと、私は考えています。

家族同士で、隣人同士で、友人同士で、理解しあうことが、平和への一番の近道なのではないかな~~、そんなことを思うこの頃です。

寺小屋第一弾  5月30日(日)13:00開場13:30スタート 場所 スタジオ・バミ 会費 500円 要予約

寺小屋で社会的養護に関して学ぼう!~渡井さゆりさんを迎えて

お問い合わせ・予約
shinzaki06@gmail.com

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